会津塗漆彫刻グラス


会津漆彫刻グラス

|会津漆器とガラス加工技術の融合

会津塗・漆彫刻グラスとは

会津喜多方在住の佐藤 光氏の現代ガラス工芸技術と

伝統的な会津漆塗り技術の融合作品です。

ガラス素材の内側から朱漆や黒漆などで漆塗りを施して、

内側から砂を吹きかけて漆を削り取って絵柄を浮き出させてゆく

サンドブラスト技法によって制作されています。

完成品はデザイン性に富んだグラスに仕上がります。

この技術は佐藤氏によって完成されて漆彫刻硝子器 として特許申請もされました。

 

この漆彫刻グラスの特徴はグラスの外側には塗装はなく、

各々の絵柄はグラスから内側から浮き出てきます。

グラス全体は砂によってスリガラスの風合いになっていて柔らな光沢を放ちます。

 

|サンドブラスト技法

1870年にアメリカのベンジャミン。タイルマンによってあみだされた

ガラス彫刻の技法です。

ガラス面に特殊な砂を圧縮空気で吹き付けて表面を研削していく技術です。

一般的にはギフト品などで硝子の面に

名前入れやデザイン図を刻んでいましたが、

美術品や工芸品にまで応用されてガラス芸術品の制作も盛んに行われています。

サンドブラストは 空気圧・研磨剤粒子の調整、吹き付ける時間によって

図柄の濃淡、深さの調節が容易なので微妙で微細な模様も表現できます。

 

|佐藤光プロフィール

昭和四十四年(1969年)福島県生まれ。
主にガラスを種とした材料に彫刻を施す「サンドブラスト技法」を駆使する。
埼玉県に工房を構える「ガラス工房ケミカ」の村山良子氏に師事。後に喜多方市に「ガラス彫刻工房ぽぽんた」を構え、日々作品作りに精を出す。
ガラスを彫り込むサンドブラスト技法以外に、ガラス同士を溶着させたり曲げたりするフュージング技法も取り入れ、独自の世界を作り出す。
デザインに喜多方の文化「喜多方染め型紙(会津型)」も取り入れ、素材の味としては会津の伝統産業、漆器をも取り入れ、会津の漆器工芸所との共同制作により「漆彫刻硝子器(特許申請済)」を完成させる。

現代工芸美術家協会福島会会員

佐藤 光氏のHPより引用)